2014年3月24日月曜日

99 第二章、共同体的献身の危機にあって>II. 司牧の要人に訪れる誘惑>わたしたちの間での争いに対する「いいえという答え」



99.世界は戦争と暴力によって傷つけられています。あるいは人類を分裂させ、自分の生活の安定を求めて互いに対立する散漫な個人主義に傷ついています。さまざまな国々で、乗り越えられた部分だと思われていた対立や古い分裂が再発しています。世界の善共同体のキリスト者たちに、わたしは特に兄弟愛に基づく共同体の証しが再び魅力的で輝かしいものであるようにすることをお願いしたいと思います。皆さんがどれほど互いに大切に試合、互いにどれほど食料を与えあい、どれほど寄り添いあっているかを見てすべての人が感心できるように。「互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる」(ヨハネ1335節)と。これこそイエスが大変な望みをもって御父に求めていたものです。「わたしたちを一つにしてください[…]世が[…]信じるように」(ヨハネ1721節)。嫉妬の誘惑に要注意!わたしたちは同じ船の中にいて、同じ港に着くのですよ!他人の実りは、すべての人のためのものですから、その実りを喜ぶことのできる恵みを求めましょう。

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