2014年3月24日月曜日

105 第二章、共同体的献身の危機にあって>II. 司牧の要人に訪れる誘惑>教会の別のさまざまな挑戦



105.青年司牧は、このテーマを頻繁に繰り広げてきているのですが、社会変化の激化に苦しんできました。青年たちは、常習的な構造において、自分の気になっていること、必要性、問題、傷に対する答えを見出せないのが常です。わたしたち大人には、彼らに忍耐強く耳を傾け、その気にかかっていることや訴えを理解し、彼らが理解する言葉遣いで彼らに語るのを学ぶのがなかなかできません。その同じ理由で、教育的提案は期待されるほどの実りを生んでいないのです。青年層に支配的な協会やムーブメントの増殖と成長は深い霊性とより具体的な帰属の意義への彼らの期待と探求にのっとった新しい道をいくつも開く聖霊の働きとして解釈することもできます。しかしながら、こうしたことへの参与を教会と一緒の司牧において深めることが必要になっているのです[76]


[76] 提言51参照。

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