2014年3月24日月曜日

101 第二章、共同体的献身の危機にあって>II. 司牧の要人に訪れる誘惑>わたしたちの間での争いに対する「いいえという答え」



101.主に、わたしたちが愛の掟を理解できるようにしてくださるよう願い求めましょう。この掟があることは何と良いことでしょう!あらゆることに逆らって互いに愛し合うことがどれほどわたしたちに益となることか!そうです、あらゆることに逆らってです!わたしたち一人一人にパウロに基づく勧告が向けられています。「悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい」(ロマ1221節)。またこうも言っています。「飽きずに善をおこないましょう」(ガラ69節)。誰にも交換も反感もあります。そして今この瞬間にも誰かに対して怒っていることもあり得ます。少なくとも、主にこういいましょう。「主よ、わたしはこの人に対して、あの人に対して怒っています。この男性のため、あの女性のためにはたらいてくださるよう、あなたにお願いします」。いらいらしている相手のために祈ることは、愛における美しい一歩で、これこそ福音を告げる行為なのです。今日、これをしましょう!わたしたちから兄弟愛の理想が奪われないようにしましょう!

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