2014年3月8日土曜日

67 第二章、共同体的献身の危機にあって>I. 現実の世界のいくつかの挑戦>いくつかの文化的挑戦



67.ポストモダンの、そしてグローバル化された個人主義は人と人との絆の発展と安定を弱めるライフスタイルを助長し、家族のきずなを自然ではないものとします。司牧的働きは、わたしたちの御父との関わりは人と人との交わりのきずなを癒し、推進し、約束するようなコムニオン(聖体的一致)を強要し促すものであることをなお一層示すべきです。世界で、特にある国々では、さまざまな仕方で戦争や対立が再発している一方、わたしたちキリスト者は他者を認め、傷をいやし、橋を建設し、絆を広め、「互いに重荷を担う」(ガラ62節)のを助けるというわたしたちの提案にこだわるのです。他方、今日、さまざまな形式の組合が、権利の用語と高貴な目的の達成のために生まれています。このように社会と文化の発展の建設者となりたがっている多くの市民の参画の飢えが示されているのです。

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