78.今日、奉献生活者や叙階を受けている人々を含め、司牧の要人の多くに、まるで人生の付録のように、まるで自分のアイデンティティの一部をなしていないかのようにその務めを生きている自律とたるみの個人空間が激化しているという憂慮すべき事態に気づかされます。同時に、霊的生活はある種の安心をもたらしはするけれど他の人々との出会いや世界における献身、福音化の情熱の糧とならないいくばくかの宗教的感覚の時間と読み違えられています。そのように、たとえ祈っていても、〔個人主義〕の強調、〔アイデンティティの危機〕、〔熱意の失墜〕が福音化の要人の多くに見られることに気づかされるのです。この三つは互いに悪影響を及ぼしあうものです。
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