2013年12月1日日曜日

16 導入>III.信仰を伝えるための新しい福音宣教>この勧告の提案と限界



16.シノドス司教たちのお願いを喜んで受け入れ、この勧告を作成することになりました[19]。これを作成するにあたって、シノドスの作業の豊かさをわたしは取り入れています。また、色々な人の助言を求めました。さらに、教会の福音宣教の活動の具体的なこのときにわたしを動かす心配事を表現しようとしました。ここで発展できるであろう現実の世界における福音宣教と関わりのあるテーマは数えきれません。けれどわたしは研究課題や注意深く深めるべき課題となるべきそうした数多くの問題に留まってこれを扱うことはやめました。また教会と世界に影響するあらゆる問題について決定的で完全な言葉を教皇の教導職に期待すべきでもないとわたしは思っています。それぞれの地域で提起されるあらゆる問題となっていることの識別においてパパが現地の司教団の代わりになるのはよくありません。この意味で、わたしが感じているのは、健康的な「地方分権化」を進めていく必要性なのです。


[19] 提言』1参照。

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