2013年11月26日(火)、ローマ時間の昼前に 教皇フランシスコによる最初の使徒的勧告が出ました。 『Evangelii Gaudium(福音の喜び)』です。 ちなみに、オリジナルはパパ自らがスペイン語で書いたそうです。 中央協議会の訳が出るまで、しばしの間、 時間の許す限りぼちぼちゆるーくアップして行く予定です。 拙訳ですがお楽しみください。
2013年12月5日木曜日
49 第一章:教会の宣教的変容>V. 開かれた心を持つ母
49.出ていきましょう、出ていきましょう、すべての人々にイエス・キリストのいのちを差し出すために。ここで、ブエノス・アイレスの司祭団や信徒たちに何度も言ってきたことを繰り返します。わたしは、道に出ていったばかりに事故に遭い、傷つき、汚れてしまった教会の方が、自分についてくる自分の信者にこだわった閉じこもりや居心地のよさのせいで病的になった教会よりも好きです。わたしは中心になることに憂慮し、強迫観念や手続きの茂みに閉じこもって終わるような教会は望んでいません。もし健康的に心を落ち着かなくさせ、わたしたちの良心を心配させなければならないものがあるとするならば、それはイエス・キリストとの友情による力も光も慰めもなく、受け入れてくれる信仰共同体もなく、意義や生きることの地平も持たない兄弟たちのことでなければなりません。間違いを犯す恐れよりも、偽の支えをわたしたちにもたらす構造や、わたしたちを容赦ない裁判官にしてしまう様々の決まりや、外では数えきれないほどの空腹の群衆がいてイエスが止むことなくわたしたちに「あなたたちがこの人たちに食べさせなさい!」(マルコ6章37節)と繰り返しているのに落ち着いていられるような習慣に閉じこもることを恐れるようにとわたしたちが動かされることをわたしは望んでいます。
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