2013年12月3日火曜日

23 第一章:教会の宣教的変容>I. 出かけていく教会



23.イエスと教会との間にある親しさは、巡回して行く親しさです。そして(聖体的)
交わりは「本来的に、宣教の交わりを生み出すということもできるのです[20]。先生の模範に忠実に、教会が今日福音をすべての人々に、あらゆる場所で、どのような時も、遅れず、吐き気を催さず、恐れずに伝えに出ていくということは、生きています。福音の喜びはあらゆる民のためにあり、だれをも除外するわけにはいきません。そのように、ベツレヘムの牧者(羊飼い)たちに天使は告げます。「怖がらないで。なぜならわたしは皆さんに良い知らせ、あらゆる民のための大いなる喜びをもってきたのですから」(ルカ210節)。黙示録では「福音、永遠の、地の住民、国、家族、言語集団、民全体に彼が告げなければならない福音」(黙146節)に触れています。


[20] ヨハネ・パウロ二世、シノドス後使徒的勧告『キリスト信者である信徒たち』(19881230日), 32: AAS 81 (1989), 451.

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