2013年12月5日木曜日

45 第一章:教会の宣教的変容>IV. 人間の限界に受肉する使命



45.そのように、福音を広める務めが、言語表現にある様々な限界と様々な状況にある限界の間で動いているのがわかります。完璧になることが可能ではない時に貢献できる真理や善や光を手放すことなく、限られた文脈の中で福音の真理をよりよく伝えられるようにいつも努力してください。宣教する使命感にあふれる心はそうした限界について知っており、「弱い人と共に弱いものに、[…]すべての人のためにすべてに」(Iコリ922節)なるのです。決して自分のうちに閉じこもらず、決して自分についてくる人たちに傾倒せず、決して自己防衛に満ちた厳しさを選びません。自らが福音の理解と聖霊の様々な道の識別において成長しなければならないことを知っており、そうして泥道を進む危険に走ったとしても、できる限り善を拒むことをしないのです。

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