2014年6月5日木曜日

227 第四章 福音宣教の社会的側面>III 共通善と社会平和>一致は対立に勝る



227.対立を前にして、ある人々は単にこれを見て、まるで何も起こらなかったかのように前進し、自分の行き方を続けられるように手を洗います。他の人々は対立に入り、囚われ、地平の広がりを失い、自らの混乱と不満を構造に投影し、そうして一致は不可能になります。けれど三つめの、最もふさわしい在り方があります。それは対立と向き合うことです。対立を苦しむことを受け入れ、解決し、新しいプロセスの連鎖にしていくことです。「平和のために働く人々は、幸い」(マタイ59節)なのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿