189.連帯は、所有財産の社会的機能と、資源のプライベートな所有財産以前の現実としての普遍的目的性を認識している人の、自発的な反応です。資源のプライベートな所有は共通善によりよく仕えるという形でこれらを大切にし、さらに増やしていくために正当化されます。そこで連帯は、貧しい人に本来与えられるべきものを彼に返却する決断として生きられるものでなければなりません。こうした連帯の覚悟と習慣は、それが血となり肉となったとき、たの構造変革に道を開き、これを可能とするようになるのです。新しい覚悟と態度を生み出さない構造の変化は、遅かれ早かれその新しい同様の構造を、いずれ汚職に満ち、重苦しく、非効率的なものとしていく場を与えるでしょう。
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