222.満ち溢れた状態と限界との間に一つの二極的緊張があります。満ち溢れた状態はすべてのものを所有する意志を呼び覚まし、限界はわたしたちの前に据えられる壁です。「時間」は、広くとらえられた場合、わたしたちに開かれる地平線に広がる展望の表現として満ち溢れた状態との関連で語られます。そして瞬間が境界を定めたスペースのうちに体験される限界の表現です。市民は瞬間の現状と時間の光、つまりより広い地平線、惹きつける目的因として将来に対してわたしたちに開かれている理想郷の光との間にある緊張のうちに生きています。ここから、一つの民の建設において前進するための一つ目の基本が生じます。時間は空間の上位にある、ということです。
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