2014年4月3日木曜日

131 第三章 福音の告知>I.神の民全体が福音を告げる>福音宣教に向かう一致に奉仕するカリスマ



131.人と人との間、また共同体と共同体の間にある違いは、しばしば居心地の悪いものですが、その多様性を引き起こす聖霊にはあらゆるものから何か良いものを取り出し、ひきつける力によってはたらく福音化の躍動力へとこれを変えることができるのです。多様性はいつも聖霊の助けと折り合いをつけながらなければなりません。多様性、多元性、多種多様の状態を引き起こしつつ同時に一致を実現することができるのは、聖霊だけです。他方、わたしたちが多様性を作り出そうとし、わたしたちの独自性や除外主義に閉じこもろうとするときには、分裂を呼び覚まし、あるいは、わたしたちが自分の人間的な計画で一致を作り上げようと望むとき、画一性や公認を強制するに終始してしまいます。これは教会の宣教使命を助けることにはなりません。

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