2014年5月1日木曜日

168 IV.ケリュグマを深めるための福音宣教>ケリュグマ(使信)的で秘儀伝授的なカテケージス(要理)



168.福音の生活様式への忠誠のうちに成長するようにと招く要理の道徳的提案について語られるには、いつでも望ましい善や、いのちや成熟、自己実現、実りをもたらす力といったものをもたらす提案を表明することはふさわしいことです。その光の下で、これをくらませうる諸悪に対してなすわたしたち拒絶が理解されうるのです。あらゆる危機や横道にそれている状態を発見することで得意になっている黙示的な現状分析や暗い判断におけるエキスパートになるというより、わたしたち自身を、乗り越える力のある提案の喜びに満ちた伝達者、福音に忠実な生活において輝く善と美の庇護者として見ることができた方がいいのです。

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